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「素敵な夜を、素敵な人生を」

バスタinc./麻乃佳世、あぜち 守、旺 なつき、溝呂木 賢、池亀誠一郎(プロデューサー)
「ブックショップ」の公演にいらしたら、ぜひ終演後に恒例の「Q&A」というお楽しみに参加してください。よく見かける「アフタートーク」とはちょっと違います。「感想をどんどん言っていただきたいのです」とプロデューサーの池亀さん。欧米の公演ではわりとある企画で、観劇後に、出演者と客席の皆さまで、感想や質問などを共有する時間のことだそうです。創っている側とお客様が一緒に、舞台の余韻を楽しむ素敵な企画ですね。
では、ここでも「ブックショップ」にちなんだQ&Aを。
ーーーーー舞台はもちろん、主人公のジェーンが営む本屋さんで繰り広げられます。 やっぱり、ご出演の皆さまの本や読書のお話しを…、と伺おうとしたら何やらクスクス笑っていらっしゃる麻乃佳世さん。

池亀誠一郎 アフタートークの中でも、そういう質問が多かったんですね。で、すごく本好きのはずのジェーンが、「何の本を読んでますか」って聞かれたら…(笑)

麻乃佳世 本屋さんへ行って買うのは数独とかのゲームの本で(笑)。

ーーーーー意外な言葉が返ってきました。

麻乃佳世 パズルとかのほうが好きなんですよ。どうしても、そういうコーナーに行っちゃうんです(笑)。でも役者としては、怒られるんですよ。本くらい読みなさいって。

池亀誠一郎 台本以外は読まないらしいんですよ。僕も初演のQ&Aでそれを聞いて、なんで本嫌いの女優にジェーンを振ってしまったんだろう、って思いました。(笑)

麻乃佳世 ゲームが好きなんです。数字のゲームが。

ーーーーー麻乃さん、見かけによらず理系ですか?

麻乃佳世 そうですね。この世界に入っていなかったら私、今考えると、そうなんですね、きっと。

ーーーーー尊敬します。

麻乃佳世 いや、ほんとはいけないんです(笑)。

あぜち 守 僕は、いつ頃までだろうな、本を読んでいたのは。中学高校だったら、お定まりのヘッセ。そこから始まって、一番好きだったのは北杜夫。ダーっと持ってます。十代のときから読んでたから。で、北杜夫読んだら、遠藤周作読みたくなって。
それからあとは、「くまのプーさん」のシリーズ、それから宮沢賢治。あの系統が好きだったな。

ーーーーー北杜夫さんとか遠藤周作さんとか、たくさんのご本がありますよね。

あぜち 守 二種類あるじゃないですか。「楡家の人々」とかの純文学とエンターテインメント。両方面白いんです。最初に読んだのは、「奇病連盟」っていうの。あれが最高でしたね。

旺 なつき 私は、舞台とかでやらなきゃいけなくなったときは、必ず原作を読むんですけど、今はサマセット・モームの「劇場」というのを読んでおります。

ーーーーーなるほど、もうすぐ公演ですね。

旺 なつき はい。だからそういう意味では、雑多なんですけど、シェイクスピアも読んだり、そういう「ジェーン・エア」読んだり、「鬼平犯科帳」読んだり。「鬼平犯科帳」出していただいたときは、出るところのシリーズを読みました。

ーーーーー鬼平犯科帳を書いたのはご存知池波正太郎。台東区の生まれで記念館が「ブックショップ」を公演するミレニアムホールと同じ建物内にあるんです!

旺 なつき 今はどっちかっていうと、自分がこれからやるというものにリンクしたものを。
それがきっかけになって、他にも読むというスタイルですね。

ーーーーーなるほど。舞台と読書ってリンクしているんですね。 溝呂木さんはいかがですか?

溝呂木 賢 「進撃の巨人」は面白いですね(笑)。今後どうなっちゃうんでしょうね、あれ。

ーーーーー本当に。気になってます(笑)。

溝呂木 賢 あとは、ノンフィクション系ばっかり読んでるんですよ。
F1レーサーの大雨のときに事故っちゃって、気づいたら屋上に立ってて、でも踏みとどまって指導のほうに移っている方とか。「クラッシュ」っていう作品ですが。
あとは、インドの元山賊の女性で、政治家になった人とか。プーラン・デヴィっていう人なんですけど。そういう系が多いですかね。まあ、漫画のほうが多いですけど(笑)。

ーーーーー本当に、本や本屋さんというのは、思ってもみなかった「出会い」を生み出してくれるところなんですね。 意外な、そして知らなかったお話しをたくさん伺えて、公演がより楽しみになりました。

麻乃佳世 あ!思い出しました!
私、こんな読まない人が、宝塚時代にやったものの原作。山本周五郎の「柳橋物語」です。
あれは一気に読みましたね。一晩で読んじゃって。一晩ダァーって泣いて(笑)。
しかも、舞台が隅田川の柳橋で、私の生まれ育ちのところの話だったので。その柳橋にも行ったりもしたし。あれはよかったですね。

ーーーーーよかった!最後に一冊出てきました。

 

今度は、舞台から「ブックショップ」の魔法をお届けします。ぜひ、どうぞ。

text by バスタinc.
バスタInc 「ブックショップ」
日時1.8(日)18:30
1.9(月・祝)13:30/17:30(NEXT member)
1.10(火)13:30/19:00
1.11(水)13:30/19:00(NEXT member)
※開場は開演の30分前
開催場所台東区生涯学習センターミレニアムホール
出演者はたった4人。本は大好きで想像するのは得意だが、人と話すのが大の苦手のジェーン、本屋の元オーナーで幽霊のビクター、超シャイなチョコレート屋のサミュエル、ウクライナからやってきた美しい女性ペトラ・・・現在と過去、二組の男女が繰り広げるファンタジックな物語です。

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