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狼たち、ボスを語る

演劇らぼ・狼たちの教室/うちやまきよつぐ、保坂 藍、池田翔輝、小林 茜、岡田花菜、爲ヶ谷拓弥、山岡雪菜、山村海武、宮部大地
平均年齢22.5歳の若いパワーが稽古場に溢れている。いや、正しくはメンバーが親しみを込めてボスと呼ぶ、うちやまきよつぐさんと平均年齢22.5歳としておきましょう。もともとは、ワークショップで実験的に演技を研究する場だった。しかしすぐに研究だけではあきたらなくなり、プロの演劇集団として公演を継続して結果を出していこう、と現在のスタイルに。とにかく皆が嬉しそうにボスの話を聞くのが印象的。
-と、演劇に関する熱いトークは、ぜひ「したまち演劇祭in台東」のタブロイドリーフレットでご覧いただくとして、メンバーの皆さんに「ボス」を語っていただくとこうなる。
ーーーーーボスの優しいところを教えてください。

宮部大地 ボスの優しいところ(笑)は、すごい情報量…

うちやまきよつぐ 一緒に服を買いに行ってくくれたところ。

宮部大地 (笑)

うちやまきよつぐ こいつ、ファッションセンスゼロなんですよ。

一同「ゼロゼロ!」と同意する。

うちやまきよつぐ ゼロなの。(と、断言し)で、自分で買うと大失敗するからお店に連れていったんですよ。俺が。知ってる店へ。全部コーディネートしてくれって。お前は一言も喋るなって。

宮部大地 はい、僕はただ着せ替えられて。

ーーーーーかっこよくなりました?

うちやまきよつぐ なりました。だけどね、今ね、靴がダサいんです(笑)。

宮部大地 そうなんですよ。二万円の鞄より三千円の鞄のほうがかっこいいとか言われて(笑)。だから、自分のセンスは信じないんです。

うちやまきよつぐ せっかくシャツとジーンズ良いの買ったら鞄と靴でダサくて。プラマイゼロみたいになっちゃって。

ーーーーーオシャレは、鞄と靴が基本ですよね。

うちやまきよつぐ みんなにそう言われてんのに…。

宮部大地 実際買い物とかにも付き合ってくださるので、そこがすごいやさしいところ。

ーーーーーなるほど。じゃあボスのセンスのいいところは?

小林茜 センスですか?最近、夏なのにマフラーしてるなって思うんですけど。

うちやまきよつぐ 違う!
夏にマフラーをしてるのが変だっていうセンスのほうが変だって思うんだけど。

保坂藍 しかもマフラーじゃなくてあれ、ストールでしょ。若干そっち系のお洒落ストールしてたら「ボス、マフラー巻いてる!」って(笑)。

小林茜 私についていけない系のお洒落をなさるから。でも、すごいすらっとしているのですごいかっこよく着こなしてる。

うちやまきよつぐ 今度この子連れていくことになってるんです。

小林茜 “センスない2”です。

うちやまきよつぐ 双璧なんです。ワンツーです。

ーーーーー偶然とはいえ、なんでそんな二人に聞いてしまったか…。 では、ボスは良いお声ですが、ボスの声の大きいのが嫌なところは?

池田翔輝 そうですねえ。距離の近いところで大きい声を出されると…

うちやまきよつぐ お互いさまだ~!おまえが言うな。

保坂藍 いけちゃんもいつもねえ、声大きいって言われてる。

うちやまきよつぐ そういう劇団で育ったんです。とりあえず声だけだしといてくれっていう劇団で。あとはいいからって。
松浦竹夫先生っていう先生なんだけど。すごい理不尽な先生で「とりあえず、うちやまは、声だけ出しとけばあとはいいから」って言っといて。ある日のけいこで「うちやま、いつまで大声だして稽古やってんだ!」って(笑)。

ーーーーーうちやまさんが師事したのは、テアトロ海を主宰されていた故松浦竹夫さんのこと。

うちやまきよつぐ え?「だって先生が…」「もう、その時期終わったんだよ」って言われて。
で、ちゃんと見てるんだなって、その時思いました。「いつまでも大声だけで乗り切れると思ったら大間違いだぞ」って怒られて。

保坂藍 いけちゃんも何回か言われてますよね。「いつまでも大声で乗り切れると思うなよ」って言われて「え~?」ってなってた(笑)。

池田翔輝 「5年は大声でやっていける」って言われたあとに、今度は「もうそんな声を張っちゃだめだ」って言われて「え~?」って(笑)。まだ5年たってないのに…って。そういうの、
ボス理不尽だなって思うけど。

山村海武 理不尽…なんかありますかね?ボス?

うちやまきよつぐ 海武は、まだそこまで達してないんだな(笑)。

山村海武 あ〜!今のが理不尽だ…(笑)。

爲ヶ谷拓弥 宮部くんの陰に隠れてはいるんですけど、僕もあんまりファッションセンスないんで、ああ、連れて行ってもらったんだ。とか自慢げに言われるとえ~?とか思いますね。連れてってください~。

ーーーーーボス優しいなっておもうところ。

岡田花菜 お酒を飲むとさらに饒舌になって、いろんなことをしゃべってくださるので、いいです。

ーーーーー「言っちゃえ、言っちゃえ~」とけしかける声に

うちやまきよつぐ なんかあるのかよ?

岡田花菜 「飲みの席で、座って直接的に、聞けなかったことを聞いたり、言いたいこともなんか言ってくださるんで、すごいいいです。

ーーーーーでは、ボスを尊敬するところ。

保坂藍 やっぱり、作・演・出演全部できるのがすごいなと思っていて。今の私たちの世代の役者や演出家の人で全部やる人って減ってる感じがするんですけど、
うちやまの世代は、それ全部やるのがあたりまえだったと思うし、うちやまに関しては制作の知識もたけていて、劇団を運営する経営者みたいな存在で。
私も、「ああ、これじゃいかんな、勉強しよう」と思って。劇団の中でも「台本書いてみたいです」って子がいたり、「制作手伝いたいです」とか「舞台監督さんの補佐につきたいです」とか、いってくれる子が出てきて。そうやって、皆が経営者みたいになったらいいなって、思っています。

大丈夫。
ボスこと、うちやまさんの思いは、きちんと若者に届いている。この賑やかであたたかな稽古場からどんな舞台が生まれるか。
演劇らぼ・狼たちの教室 第三回本公演「キャプテン浅草」 作・演出うちやまきよつぐ
2017年1月19日(木)~23日(月)、雷5656会館ときわホールで始まる。

text by 演劇らぼ・狼たちの教室
演劇らぼ・狼たちの教室 キャプテン★浅草
日時19(木)19:00
20(金)19:00
21(土)13:00/17:00
22(日)13:00
23(月)14:00
※開場は開演の30分前
開催場所雷5656会館 ときわホール
浅草で代々せんべい屋を営む、轟勘太郎一家。ある日内閣府の依頼を受けて、「国連地球防衛軍・浅草出張所」通称「キャプテン★浅草」の一員となる。しかし、勘太郎一家の長女静江が極悪エイリアンに連れ去られてしまう。果たして彼らは、無事に静江を奪還するコトが出来るのか!?浅草の運命は!?演劇らぼ・狼たちの教室が送るSFアクション人情コメディー「キャプテン★浅 草」、遂に降臨!!

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