したまち演劇祭出演者と幕間さんぽ

「唄のある風景」出演者の皆さんと〈スターの広場〉でポーズ

「唄のある風景」出演のイッツフォーリーズの皆さんと、

客演の山口太郎さん(演劇集団円)と、浅草は雷門で待ち合わせ。

 

うーん、実に良いお天気!の本日、

実はこれ、結構早朝なんですが、既に観光客の方や修学旅行とおぼしき学生達でいっぱい。

さすが天下の浅草寺。

なので、修学旅行の記念写真に負けじとわれらも定番!雷門でまず1枚いっときましょう。

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本日幕間散歩をご一緒いただくのは、

勝部祐子さん、歌納有里さん、山口太郎さん、米谷美穂さん、清水真生さん。

では参りましょう。

 

したまち演劇祭とはご縁のあるイッツフォーリーズさん。

第1回のこども演劇ワークショップをお手伝いいただいたのがご縁で、

なんと劇団事務所ごと台東区に引っ越していらっしゃったとか。

 

下町の居心地はいかがですか?

「いや、実はまだまだ知らないところだらけなんです~」

「でも最近、浅草で定期的にミュージカルのワークショップを開くようになって、

少しずつ町で遊ぶ機会も増えてきましたよね」

「今日は、しっかり楽しむつもりで来ました~」

と女優陣。

うっかりすると修学旅行の先生状態の山口さんの劇団演劇集団円も田原町にある。

こちらも地元の七夕まつりに参加されるなど、

地域とのコミュニケーションを大事に活動していらっしゃますよね。

「橋爪がお世話に…(笑)」と山口さん。

あ、こちらこそお世話になっています。

はい、したまち演劇祭の運営委員長は、演劇集団円の橋爪功さんです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

さ、まずはお詣りしましょう。

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▲最年少の清水さんにお浄めの手ほどき?。

 

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▲常香炉の煙は悪いところにかけると治ると聞いて。

 

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▲観音様は、お願いごとを聞いてくださる庶民の神様だそうですよ。

 

さて、お詣りを済ませたら、境内を散策。実はたくさんの石碑やスポットがあるんです

皆さん、案外ご存じないところがあるかもしれませんよ。

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こちらは本堂を降りてすぐのところにある「鳩ポッポ」の歌碑。

左側の譜面を見て、おもわず口ずさむ。さすがミュージカルカンパニー。と…

「あれ?これ知ってるのと違う?」

そうなんです!「鳩ポッポ」は、作詞、東くめ 作曲、滝廉太郎。

「鳩ぽっぽ 鳩ぽっぽ

ぽっぽぽっぽと 飛んで来い

お寺の屋根から 下りて来い

豆をやるから みなたべよ

たべてもすぐに かへらずに

ぽっぽぽっぽと 鳴いて飛べ」

という歌です。

「ぽっぽっぽ、はとぽっぽ~」と続くあの曲のタイトルは「鳩」。

こちらは作者不詳なんですね。

 

この「鳩ぽっぽ」は幼稚園唱歌という20篇の中の1曲で、

それまでの外国で作られたメロディに文語調の難しい歌詞をつけた

唱歌の概念を変えた歌集でした。

この二人は東京音楽学校(今の東京藝大音楽家ですね)の先輩後輩で、

この幼稚園唱歌の中には「もういくつ寝るとお正月~」の「お正月」などが収められています。

作詞の東くめは、東京府立高等女学校(現・都立白鳳高校)の先生もしていた人で、

浅草寺の境内で遊ぶ子供たちの様子をみてこの詞を作ったのだそうです。

作曲の滝廉太郎はこのとき21歳。同じ年に「春のうららの隅田川~」の『花』や

『荒城の月』『箱根八里』も作っています。「花」の歌碑は隅田川沿い、

待乳山聖天の近くに建っていますよ。

 

とうんちくを披露したところで。

境内にはこんな彫像もあります。

九代目市川團十郎「暫」銅像です。

明治の名優九代目市川團十郎が歌舞伎十八番「暫」の見得を切っています。

戦時中の金属供出でなくなったものを、

12代市川團十郎襲名を記念して昭和61年に復元されたそうです。

その12代も亡くなってしまいましたね。
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海老蔵ガンバレ~!のエールを込めて?

山口さん「しばらく、いや、しばらくぅ!」有難うございました(笑)。

 

こちらは境内の一角にある喜劇人の碑。

浅草が、日本のブロードウェイと呼ばれていた頃、

活躍された喜劇人たちに感謝の意を表し昭和57年に建てられました。

碑の裏面にはエノケン、ロッパ伴淳三郎、三波伸介、東八郎、益田喜頓、

渥美清、三木のり平、由利徹、ミヤコ蝶々、森繁久彌等々たくさんの方のお名前が。

ちなみにこの大事も森繁さん筆。

大先輩たちのお名前におもわず見入ります。

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こちらは映画弁士塚。徳川夢声なんて、今の方ご存じないかなあ…。

ということで、やっぱり浅草、スターときたら、ここへ行かなくては!

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浅草公会堂の前にあるスターの広場です!

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浅草を代表する、いえ、日本を代表するスターのサインと手形がいっぱい!

大正、昭和の時代から今活躍中の歌手の方までいろいろいらっしゃるので、

名前を見つけては大はしゃぎの皆さん。思っていたより大きい手、小さい手。

手形を合わせるとなんだか憧れのスターと握手している気分ですよね。 

レトロなムードに浸ったところで、今回の「唄のある風景」は

浅草オペラの「カフェーの夜」がヒントになっているんですって?

「カフェーの夜」と聞いてもきょとんとしてる最年少の清水さん。無理もないです(笑)。

では特別大サービスで、有名な「コロッケの唄」を歌ってあげましょう。

これは「カフェーの夜」の挿入歌ですよ。

なんていったって「カフェーの夜」は

日本で初めて「ミュージカル」という名前をつけた舞台ですからね。

 

では、「コロッケの唄 カフェーの夜」より 作詞作曲:益田太郎冠者

 

♪ランラララララララ ランランラン
ワイフ貰ってうれしかったが

いつも出てくるおかずはコロッケ
今日もコロッケ 明日もコロッケ
これじゃ年がら年中
(ウイー)コロッケ
アハハハアハハハ こりゃおかし

ランラララララララ ランランラン

 

2番はいいですか(笑)?

すごい歌詞ですよねえ。ぶっとんでますよねえ(笑)。

♪こりゃおかしぃって言ってる場合か!?

…という歌を劇中で聞けるんですよね。

 

「の、筈です。まだ私たちも知らないんですけど」

とのことで、そのあたりは別途、脚本・演出の坂口阿紀さんに伺っていますので改めて。

ちなみに、この「コロッケの唄」は初音ミクもカバーしてます(笑)。

興味のある方は探してみてください。

 

そうこうするうちに、木馬亭の前までやってきました。

木馬亭は、かつては本当に回転木馬を楽しむ遊技場でした。今は、浪曲の定席として楽しめます。

劇場内も提灯が飾られ、とても良い雰囲気。

ここなら、大正時代にタイムスリップすることもできるかもしれません。

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▲入口脇には、当時の木馬も残されてます。

 

さて、本日の幕間散歩もそろそろ…と思ったら、

「うわぁ、お神輿担いでもいいですか?」

との声に見ると、

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▲三社祭に参加中の皆さん。(どこにいるかわかりますか?)

 

お神輿も担いだし、すっかりお腹が空いたので、観音様に戻って一休みです。

みつけた先は、修学旅行生に人気のスポットとみえ、若者に交じって並ぶはめに。

最後まで大騒ぎの珍道中でした。

皆さん、今日は本当に有難うございました。

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浅草花月堂さんの焼き立てあつあつのメロンパンと、

いろんな味を選べるソフトクリームを満喫中の皆さん。

 


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ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ/唄のある風景〜劇中劇・浅草オペラ「カフェーの夜」〜 8.20(水)-24(日)/木馬亭 唄が聞こえてくる、懐かしい唄。あの頃の自分が甦る。過去を飛び越え、時代を繋ぎ、再び唄は息づいている。唄の風景に気づく時、唄が生まれた意味を知り、今自分がいる場所をきっと感じることが出来る…。
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