演劇祭が開催される区内4地域の魅力をご紹介!
-------〈 下谷エリア 〉-------
演劇祭にぴったりのパワースポット発見
日比谷線の入谷の駅を入谷交差点方面に上がる。
7月には、朝顔まつりで賑わう場所だ。
▲入谷交差点の朝顔の碑
江戸時代の朝顔市は新種の展示即売会でもあった。独創的な朝顔の浮世絵が眞源寺に掲示されているので確認を。
交差点のすぐ先が、入谷鬼子母神こと眞源寺。
下谷七福神の一つ、福禄寿様でもある。
ところで「恐れ入りやの鬼子母神」とは江戸時代の地口という洒落言葉。
続きは「びっくり下谷の広徳寺」。
広徳寺の門は、日光の東照宮「眠り猫」で有名な左甚五郎の設計だが、
巨匠は別仕事で弟子に図面を託したところ、誤って門を設計よりも短く作ってしまったから大問題。
弟子は割腹、門には継ぎ足しをしたという、それはビックリなお話。
ちなみに広徳寺は、今の台東区役所のあたり。
▲「蕣(あさがお)や君いかめしき文学士」正岡子規(眞源寺)
子規が晩年を過ごした<子規庵>は台東区根岸にある。この「文学士」とは、東京帝大の同期、夏目漱石のこと。
芸能の神様として有名な小野照崎神社は、富士塚も必見。
高さ5mの山は富士山の溶岩で覆われているそう。
毎年6月30日、7月1日はお山開きで登ることができますよ。
▲小野照崎神社
平安時代の文人小野篁を祀る。百人一首に「わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人の釣舟」が選ばれている。